2013年8月30日金曜日

第51回 「沼隈(ぬまくま)のご紹介」

わたしの家から、新市町の寺岡記念病院までの通勤時間は、車で約1時間。
沼隈というところに住んでいます。
誰に言っても

「遠い所から通っとるねぇ~。」

と、言われます。

来た事がある方も多いと思いますが、少し沼隈の紹介をしたいと思います。

まずは、有名な阿伏兎観音(あぶとかんのん)です。
正式には「磐台寺観音堂(ばんだいじかんのんどう)」といいます。

この観音堂は毛利輝元によって創建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
昔から航海の安全・子授け・安産の祈願所としても有名です。

廊下は少し斜めで、柵は低く落ちそうな感じで怖いですが、ここから見る瀬戸内海は穏やかできれいです。


そして、沼隈の能登原とんど祭り。
毎年1月第2日曜日に行われています。
能登原のとんどは、とにかく派手です。

高さ約7mの櫓にわらと飾りをつけ、10数人の大人がこれを担いで、中には子供が入って太鼓をたたきながら地域を練り歩きます。
その後各地区から能登原小学校に集まった6基のとんどは、出来栄えを競いケンカ神輿の要領でぶつけ合いをします。
最後は各地区で燃やされ、鏡餅やミカン、書き初めを燃やして一年の無病息災、五穀豊穣を願います。








そしてこれがわたしの大好きな帰り道の夕焼けです。内海大橋に沈む夕日は本当にきれいです。
この海で泳いだり、魚釣りしたり、語り合ったりと青春してきました・・・こんな夕焼けをみる度に沼隈っていいなぁと思います。これを見て「行ってみたいなぁ~」「いい所だな~」と思えてもらえるとうれしいです。

山と海しかない沼隈ですが、いいところなので来てみてください。

栄養管理室 門田

2013年8月20日火曜日

第50回 「通販生活!?」

私は通販をよく利用しています。TV、雑誌本、ダイレクトメール等などで注文します。
だからそういった関連雑誌本やダイレクトメールが送られてきたり、TELがよくかかってきます。


家の中には通販で購入した商品は沢山あります。
使用している物もあれば、1回2回使用して期待はずれの品もあり、押入れの中で眠っているのも多々あります。

美容に関するものでは特にダイエットに関する商品、健康食品、台所用品、掃除用品、日用品等など(^v^)

大きな商品では、ソファー、ランナーマシンー、電動自転車、等通販で購入しました。

準夜勤務を終えて帰宅し入浴を終えた頃には目が冴えて眠れません。その時のTVをつけBSを出すとどのチャンネルも通販の番組ばかりです。


TVでは、

「今から注文して頂いたお客様に限り、○○%OFFです!!!」

「あと残りわずかです、早く注文しないとなくなります!!」

「この商品はここでしか買えません。」

の声に、ついつい商品番号と商品名を書きながら、ダイヤルプッシュしている自分がいるのです。


そして、キャッチコピーで心を動かされて購入した商品も数々。
そのキャッチコピーの一部を紹介します。


ぷよぷよお肉にエステシャンの揉み出しケアを実践、頑固なお腹の肉に衝撃!
商品名⇒アセノスリムタップ

ぐうたらな毎日でも「ながらシェイプ」ですっきりボディ、深層筋の刺激でお腹に喝。
商品名⇒シエイプビートコア。


これ1台でいつものお部屋が「おうちジム」に早変わり。
商品名⇒ランナーマシーン


気になる目もと、目立たなくなりシミやタルミを伸ばして10歳若返り
商品名⇒ジーニー

などなど・・・。
ほんと欲しくなる文句に洗脳され心揺さぶられ、購入してしまいます。

・・・が、中には期待外れの物もたくさんありました。

「もう注文しないぞ!」
と、その時は思うのですが何故かまた注文してしまっている自分がいます。


次に購入しようかなぁ~と思っている商品は、ちなみに

高級化粧品・エステ・サプリよいもずっと使える栄養素丸ごと吸収、酵素でエンジングケアー。
商品名⇒79800円のミキサー ヴァイターミックス

油を使わずサクッとした食感が楽しめる世界で大ヒットヘルシー調理器
商品名⇒ノンフライヤー


自宅でマッサージとストレッチ運動、1台2役のメディカルチェアー
商品名⇒ファミリーメディカルチェアー・プレスナ

などなどです。

どうですか?皆様もこのフレーズをみて欲しくなりませんでしたか?



私はまだまだ続きそうです通販生活。


家族いわく通販中毒、通販依存症と家族の冷たい視線を感じながら・・・・・・・。

看護主任 桐島

2013年8月10日土曜日

第49回 「たまに行くならこんな場所 -ブラジル・マナウス編-」

大学生のころは旅行が好きで、夏休みは1年間のアルバイト代をすべてはたいてバックパック一つ背負って旅にでかけていました。

学生時代にしか行けないようなところに行こう、と思っていたので、アメリカ横断、エジプト縦断、東南アジア縦断など、今思えば体力勝負な旅行ばかりでした。

今日はそのうちの1つをご紹介。

ブラジルのマナウスです。


ブラジルのサンパウロまで日本から飛行機で25時間。
さらに国内線に乗り換えて8時間、ブラジルのアマゾンのど真ん中に、突如として高層ビルや近代的な建物が姿を現します。巨大都市、マナウス。アマゾン河の支流、ネグロ河とソリモンエス河の分岐にできた港を中心に発展してきました。アマゾン河の対岸まではおよそ11km。うっすら対岸が見えますが、どう見ても湖にしか見えません。



マナウスの港からボートで対岸まで30~40分。うっそうとしたジャングル内の水路をボートで進んでいきます。ところどころ倒木があり、適宜ナタで切り倒して進みます。



まずは晩ごはんを捕まえに行きます。
捕まえるとか言っている時点で相当あやしい晩ごはんになりそうです。
辺りも暗くなり、真っ暗な葦(アシ)の生えた水面に懐中電灯を照らすと、反射して光るものが無数に・・・・・
現地ガイドさんがおもむろに船から上半身を乗り出して水面にすばやく手を伸ばすと・・・・・
ごらんのとおり!

ちっちゃなアリゲーター(ワニ)!

なんと!

これが今晩のメインディッシュです。
ぶつ切りにしてトマトソースで炒めて食べます。鶏肉のようにあっさりしているけど適度に油分が霜降りのようになっている。パスタやパンとの相性が良くって、これが意外においしかったです。




昼はジャングルトレッキングです。
ボートを岸につけて、ジャングル上陸です。虫刺されと闘いながら、うっそうとした木々の間をひたすら歩きます。

「あー!ガイドさん、喉が渇いたよー。」

「はいはいー。」

そういって彼はするすると瞬く間に木の上に上り詰めると・・・ボトっ!上から落ちてきたのはヤシの実。
ナタで口を切ると、中にはポカリスェットみたいなヤシ果汁がたっぷり。冷えていたら美味しいのにな。



「ガイドさーん!」

「コバラが減ったよー!」

と、今度はボートから手を伸ばした先には天然のカカオの実が無数になっていたのでもぎ取ります。
硬い皮を割り、中の果実をしゃぶる。へぇー!カカオって、酸っぱいんですね。意外。どうしたらあんなにカカオの粉みたいにチョコっぽくなるんでしょう?いくらでも食べて良いそうなので、バクバクいただきます。




二日目。

晩ごはんのおかず捕獲作戦!釣りです。ただのサオに糸と針がついています。そこに、1cm角の牛肉をつけてそっと水面に沈めると・・・・・数十秒でHit!釣り上げてビックリ!なんとピラニア!釣りなんてロクにしたことない私でも、面白いように次々と釣れます。ピラニアの口に、私の親指の太さくらいある木の枝を噛ませてみる・・・・・グヮシグヮシガブガブ!木っ端微塵です。・・・・・って、このボートの下には無数のピラニアがいるってことですよね!?もしこのボートが転覆したら、私たちは何秒で骨になるでしょう?ちなみにこのピラニア、ヤシ油でカラっと揚げていただきます。とても美味です。




ジャングル内の集落で知り合った子どもたちとPK合戦。
使い古したサッカーボールと、木枠のゴールで、素足でキック。雨が上がった後なので泥だらけ。靴を履いてですらロクにサッカーボールなんて蹴ったことないのに、ましてや素足で普通のサッカーボールを蹴るなんて。しかも、なんかものすごく重い、このボール。でも、こんなアマゾンの奥地でも、子供はみんなサッカーが好きで、ボール一つあればいつまでも遊んでいられるのだ。サッカーって偉大だなぁ。







次にこんな冒険できるのは、退職してからになりますかね。

脳神経外科 宇佐美