2013年9月30日月曜日

第54回 「大好きな京都」

私は、結婚以来28年間、東寺の五重塔を見ながら京都に入り、毎年のように京都散策を続けています。

まずは、「世界遺産の社寺めぐり!」

去年は28年ぶりに三千院の美しい庭を歩き、寂光院で建礼門院の姿を想像し、気持ちが落ち着いたところで、いい香りのするお香を買って帰りました。
次は、「お祭りに突入!」
祇園祭りで四条通りの歩行者天国を山鉾とともに歩いてみたり・・・。

そして、「紅葉!」
紅葉の永観堂 夜間の拝観はとても感動しました。

そこにたたずむ見返り阿弥陀は、とても優しい顔をしていました。
優しい顔といえば、奥嵯峨の愛宕念仏寺の羅漢さん! なんと、境内には、1200体もの羅漢さんがならんでいるんだそうです。みんな赤ちゃんのようにかわいかったです。





二人で京懐石を食べて満足し、次はお財布の中を考えて、おばんざいに変更してみたり・・・。

錦市場をうろうろして、いろんなものを食べ歩き、楽しい旅は続きます。


「老後は京都で暮らすかなぁ~?」

などと考えながら、 これからも二人で京都散策を続けていこうと思っています。

京都大好き!な方がおられたら、声をかけてください。

一緒にお話ししませんか?













医事課主任 河本

2013年9月20日金曜日

第53回 「太陽つかまえた」





「太陽つかまえた」・・・こんな写真の発想 こんな感性の人がいるでしょうか?










「あなたが一生懸命、仕事している姿は、いい感じだよ」

元々真面目な(?)私は、若かりし頃、とある医師からいただいた言葉を真に受け、更に(?)真面目になり、黙々と懸命に働き(?)、ついには、とある看護助手さんから 

「THE真面目!!」

と言われるまでになり、何の面白味もない仕事人間(?)になってしまいました(^◇^)

そんな私も、嫌になったり、投げ出したくなったり、落ち込んだり、発狂したくなることが多々あります。

そんな私の「心の回復」「元気の源」は、前述の彼の「言霊」に触れることです。

  • 「磨けば何でも光ります。例えダメな選手でも野村監督にかかれば超一流に(^_^)v おバカも元気に生きたらアイドルみたいに(^_^)v 大仏も磨けば金ピカに♪ 物は考えよーです。使いよーです。」

  • 「泣きたい時は泣けるときはいっぱい泣いてください。でもそれを過ぎたらもう『泣かないで』」

  • 「元気出してください。ニッコリしてちょーだい♪やる気だしちゃって下さい。悩むのバカらしくなっちゃって下さい。それでも悩むなら、より良くなるために悩んでんだから胸張ってクヨクヨしてください。」

  • 「辛いことがあったら空見て深呼吸してごらん?上向いて胸張って跳べるから」

いかがですか?


彼はいつも超前向き!「感謝」の心を持った少年のような瞳の素直な人。


そして、今年も行ってきました! 
「言霊」だけでなく、彼の「音霊」「笑顔」に触れ、更に 「元気」 と 「パワー」 をもらうため・・・。 

「THE真面目!!」 な私からは、とても想像できない・・・・彼のもとへ・・・。



























遊助ライブツアー2013
『あの・・素敵な時間作りたいんですケド。』


今年も、唄って、踊って、タオルぶんぶん振り回して、笑って、感動して、涙して・・・・。

参戦するまえより、いっぱい元気になって、パワーもらって、心の充電 ハイ 満タン(^_^.) 


これからまたしばらく、何でも頑張れそうです。 

彼のライブは、唄だけでなく、お芝居・コント・・・三拍子そろった、メッセージ性のある内容で、 笑いあり、感動あり・・・のクオリティーの高いショー!

グッズ売り場では、毎年、空くじなしのガラポンがあり、金の玉が出ると、「ライブ終了後の楽屋ツアー」で本人と御対面できるというファンサービス!

疲れているのにね・・。こんなファンサービス他のライブではありませんよね?

当たる確率なんて、相当低い・・・でも、夢見ながら今年もガラポンに何度か挑戦。

結果は・・・・・・・




「生写真」と「缶バッチ」



・・・いいんです。夢が見れるだけで・幸せな時間が持てるだけで・・・。 

あなたも一度彼の「言霊」に触れてみませんか? 

そう、まずは彼のブログを覗いてみてください。 

TVで見る彼が書いているとは思えない、素敵な言葉の数々・・・ 

確実に元気がもらえる。太陽をつかまえることができるはずです。 

看護主任 千葉

2013年9月10日火曜日

第52回 「展覧会」

9月に入り、涼しくなってきた日曜日。

雨の中、広島県立美術館で開かれているゴッホ展に行った。

昨年末「楽園のカンヴァス」という小説に出会って以来、西洋絵画の世界に興味を持ち始めていた私は、著名な作家であるゴッホの作品が一堂に会するという今回の展覧会に、期待をよせていた。


ここで少しこの小説の内容に触れておくと、

アンリ・ルソーの幻の絵画をめぐり、大手オークション会社、美術館キュレーター、コレクター、研究者などのそれぞれの思惑、また絵画への愛情が描かれていて、普段公になることのないアートを取り巻く状況が垣間見え、ハラハラしながら一気に読み終えた。

ルソーやピカソなどが生きた当時のパリの状況も描かれていて、お金がない作家は、すでに絵の描かれたキャンバスを購入し、その上から絵を描いていたというエピソードが印象的だった。

再び展覧会について話を戻すと、生で目にするゴッホの筆致、色彩に魅了された。
その力強さの中に垣間見えるはかなさにも強く引き込まれた。

ただ一つ疑問に思ったことは、絵画はあらゆる文脈を抜きにしては、鑑賞することはできないのかということである。

キャプションに書かれるテキストは、年代毎の絵画技法の細かい分析など研究者の視点も入り内容は盛りだくさんであった。

が、むしろ多すぎる感もあり説明を読むだけで精力を使い果たし、途中で挫折してしまった。

展覧会を評価するなど私にとって畏れ多いことだが、説明は最小限にして、感覚的に絵そのものをじっくり鑑賞できるような展示にしてほしかったかなという印象を持った。

ゴッホ展の後、地下展示場で、中西繁展をたまたま観ることができた。

「廃墟と再生」というテーマで、アウシュビッツやチェルノブイリ・それに加えて地震におそわれたフクシマの原子力発電所が圧倒的な迫力で巨大なカンヴァスに描かれていた。

ヒロシマと並びフクシマは現代文明の負の象徴。
いまだに高い放射線量を示す汚染水の問題は深刻である。

しばらく憂鬱な気分で絵の前に立っていた。

以上二つの展覧会をみた感想です。「楽園のカンヴァス」は一読をお勧めします。


老年内科医長 竹原