2014年11月30日日曜日

第95回 「趣味」

みなさんはどんな趣味をお持ちですか?

私の趣味、それは「バレーボール」です。

私がバレーボールを始めたのは中学校からで、高校、大学を経て現在まで細々と続けています。

現在は9人制をしており、6人制とのルールの違いと、体力の衰えに苦戦を強いられながら、

汗を流しています。

ポジションは一応アタッカーをしています(笑)

週1回の練習や試合、飲み会などメンバーと和気あいあい頑張っています。

興味のある方お待ちしています。


さて私の話は置いといて、広島にはJTサンダース、JTマーヴェラスという男女のバレーボールチームがあります。

11月22日、23日にVプレミアリーグが福山にやってきます。(この記事が載るころには終わっていますが…)

男子のJTサンダースの試合を、ローズアリーナで見ることができます。

迫力あるプレーを間近で観戦できますよ。

今後も各地で試合が行われますので、気になる方は足を運んでみてください。

広島県内でも試合があると思いますよ。

詳しくはホームページなどをご覧ください。

近年男子バレーボール人気が低迷気味なので、また人気が出でほしいなと思っています。


放射線室 川ノ上


2014年11月20日木曜日

第94回 「休日の出来事」

先日、職場の人と一緒にBBQを開催しました。

天気もよくて、とても楽しく過ごせた時のことをお話ししま~す(^○^)

もちろんお肉を焼いてくれたのは、将来居酒屋の大将「☆☆☆」が担当です。

焼き鳥を焼く姿なんて、

「大将!! 今日のおすすめは?」

と、声をかけたくなる雰囲気を醸し出してました。

お肉をたらふく食べた後は、やっぱり・・・甘いものが欲しくなります。

マシュマロを竹串に刺し、クルクル焼くと、超甘くておいしいですよ~ 。

お腹も満腹になり、ちょっと散歩へ。


お山の中のお宅で開催されたので、周りは自然がたくさん。。。 

BBQ中、お庭に小さなトカゲが登場したんです。

踏まれたら大変!!

と、「❤❤❤」ちゃん手のひらにのっけて救出。。。

すっご~い!(^^)!

みんなで自然探索へGO~!!

天気が良くて池をのぞくとこんな感じ~。




とても楽しい一日でした。 


看護師 安井(本館2階)
         

2014年11月10日月曜日

第93回 「猿の惑星」

【「猿の惑星」と私】

以前、「てらおか井戸端情報」(第55回 参照)でも書いたが、私は猿が人になっていった人類の発生について研究をしている。

小坂といえば類人猿、類人猿といえば小坂である。

類人猿は、「人」、「チンパンジー」、「ゴリラ」、「オラウータン」の4種類である。
これを2つに分けると、人(human)と猿(ape)である。これはフランスのSF作家であるピエール・ブール(Pierre・Boulle)が書いた「猿の惑星」(1963年発刊)でも同じように分類している。1968年に、彼の小説を映画化したのが、20世紀フォックス配給の「猿の惑星(Planet of the apes)」である。

この映画は私にとって刺激になった。
その後、「猿の惑星」は「続・猿の惑星」、「新・猿の惑星」、「猿の惑星・征服」、「最後の猿の惑星」とシリーズ化したが、1973年からは途絶えていた。

それから、38年経った2011年に「猿の惑星・創世記(ジェネシス)」が上映された。

1900年代の作品を前半、2000年代の作品を後半に分けて比較してみた。



【前半と後半の「猿の惑星」の比較1(ストーリー)】

「猿の惑星」のストーリーは、ANSA(アメリカ国立宇宙管理局・現実のNASAに相当する組織)がロケットを打ち上げた。そのロケットは地球に戻ってくるように設定されていたが、ある惑星に不時着してしまった。その惑星では、猿が人を支配していた。テイラーという主人公(チャールトン・ヘストン)は人に友好的な猿の手助けを借りて、猿の軍隊から逃れ、禁断の地に行ってみる。テイラーがそこで見たのは、砂に埋もれた自由の女神であった。すなわち、猿の惑星は地球であった・・・というものである。

このラストシーンはあまりにも有名であり、小生にとっては、衝撃的であった。

後半の「猿の惑星(・創世記)」は、ウィルという科学者がアルツハイマー病の特効薬のワクチンを開発していた。猿に投与すると賢くなり、どんなゲームでもクリアしていく。しかし、人体実験には至っていなかった。徐々に悪化していくアルツハイマー病の父親をもつウィルは、父親にワクチンを注射してみる。すると父親のアルツハイマー病は改善し、音楽教師であった父親はピアノを上手に弾けるようになる。しかし、それも束の間で、また、アルツハイマー病が悪化する。再度、ワクチンを父親に注射すると、父親は死んでしまう。

さらに強力なワクチンを開発し、猿に投与するとさらに賢くなる。これを吸引した人は血を吐いて死んでしまう。これが、人から人へ感染し、全世界に感染は拡大する。

人が死んでいくシーンはないが、映画の最後に、出演者紹介の文字のバックに、感染の拡大を、飛行機に乗って世界中に飛び散る様を光で描出している。

一方、作家のピエール・ブールが第二次大戦中、インドシナで日本軍の捕虜になったことがある。「猿の惑星」の猿を日本人(イエローモンキー)に見立てて小説を書いたという説もあるが、定かではない。



【前半と後半の「猿の惑星」の比較2(猿が地球を支配している理由)】

前半の「猿の惑星」は核戦争によって人が滅亡し、とってかわって、猿が地球を支配していった。すなわち、人が戦争で、同じ人を殺害している間に、猿に地球を乗っ取られたと思わせている。

後半の「猿の惑星」は人が作りだした薬によって人が滅亡し、逆に、実験に使われた猿が賢くなって繁栄する。

SARSやエボラ出血熱が飛行機に乗って世界に伝染する様を描出し、現代の人に忠告しているようだ。



【前半と後半の「猿の惑星」の比較3(猿の表情)】

前半の「猿の惑星」では、特殊メイクが有名で、メイク担当のジョン・チェンバースがアカデミー名誉賞したことは覚えている。喜怒哀楽の表情はそれなりのものがあった。

後半の「猿の惑星」はCG(computer graphics)を駆使している。猿の顔の表情が詳しく理解できる。特に、ラストシーンの怒った猿(ブルース)の顔は怖いものがある。



【ついに「猿の惑星」か】

先日、50才代の男性が猿に咬まれて救急で運び込まれてきた。右示指・中指・環指・小指が伸展できなかった。傷は右前腕に2つあり、腱が見えていた。よくみると、手首の近い方の傷で伸筋腱が完全に切断されていた。2つの傷を継いで視野を広くして4本の伸筋腱を縫合した。

ついに、「猿の惑星」が来たかと思ったが、動物園の飼育員が興奮したテナガザルに咬まれたことが分かった。そして、猿にも犬歯があることを知った。

そして、私の類人猿の研究はまだまだ続く。



【最後に】

後半の「猿の惑星」のセリフに「猿は猿を殺さない」というセリフがある。確かに、ゴリラやオラウータンは平和主義である。しかし、チンパンジーは攻撃的で、リーダーは自分のグループをかばうが、他のグループのリーダーを噛み殺したとの報告もある。 

なぜ、猿が武器を得、人を支配下におくかは「猿の惑星・新世紀」で理解できるが、現在上映中のため、記載しないほうが良いでしょう。映画をみてのお楽しみにしましょう。


副院長 小坂(整形外科)