2015年6月30日火曜日

第114回 「めざせ県大会、めざせ全国大会」

広島県にはメジャーなスポーツとして、『カープ女子』で有名な広島東洋カープ、そしてサッカーのサンフレッチェ広島、バレーボールのJTサンダーズ、ハンドボールの湧永製薬、バドミントンの広島ガス等々。

そして、昨年10月に発足した、バスケットボールの広島ドラゴンフライズ!
シーズン1年目の今年はお正月の天皇杯で準優勝、リーグ戦では1年目にしてプレーオフ進出と目覚ましく活躍をしました。



まだまだバスケットボールはメジャーではありませんが、実は広島県ではバスケット人口は意外と多く人気のあるスポーツです。

広島グリーンアリーナは、メジャーな大会で言えば2006年に世界大会の予選会場となり、また2012年には高校生の冬の風物詩「ウィンターカップ全国大会」の会場となるほどです。

そんな大会を夢見て、わが子(息子、娘)も小学校の時よりバスケットを頑張っています。

小学生では、ミニバスケットボール(通常のルールとは少し違い、小学生向けにアレンジされています。)を行っていました。

息子も娘も各々6年生の時にはキャプテンとして県大会・全国大会予選に臨みましたが結果は残念ながら・・・

しかし残念な反面、広島県内の地区選抜交流大会では、福山地区選抜に選出され2人とも活躍することができました。

中学校でもバスケットをやる為、地元の中学校でなく、バスケットの強い別の中学校へ進学し、息子は1年生の時に先輩のお蔭で県大会進出、そして広島県3位という栄光を味わうことが出来ました。

2年生では、ジュニアオールスターという全国大会があり、広島県代表になるために福山選抜へ選出され、選抜大会で優勝までしましたが残念ながら県代表には選ばれませんでした。

チャンスが1つ1つ消えて行く中、3年生となり今度こそ自分たちの代で全国への夢をかかげ臨んだ大会・・・福山地区3位抜けで県大会へ進出はしたものの、広島県の壁は厚く、全国の夢を叶えることは出来ませんでした。





そんな努力の結果、今では福山の英数学館へバスケットで声をかけてもらい現在は高校で全国大会目指して頑張っています。

一方、、娘も息子と同じ中学校へ進学し、やはりバスケット三昧です。

強い先輩にも恵まれていましたが、残念ながら未だ県大会出場すら夢が叶っていません。

娘は1年生の時より息子と同じくジュニアオールスターの広島県代表になるため、福山選抜へ選出され頑張りましたが残念ながら、そして昨年の2年生では福山選抜のキャプテンを背負い再度チャレンジしましたがベスト4で県代表の夢は途絶えました。




そして、3年生の今年、チームのキャプテンを背負い、最後のチャンスに夢を託し臨んだ春の福山予選ではベスト8、県大会と全国大会の夢が無くなりました。

残すは9月の秋の県大会・・・8月の予選まで現在練習に励んでいます。



親バカ炸裂のお話でしたが、バスケットをやっていた私にとっても、これから熱い夏になりそうです。(^_^)v

事業課長 信岡(事務局)

2015年6月20日土曜日

第113回 「マイブーム」

今、私がはまっていることが2つあります。


一つは「パッチワーク」、もう一つは「スムージー」です。

昨年4月に主人が亡くなり、自分の時間が大変多くなりました。一年間はボーとして過ごすことが多かったのですが、今年の5月からパッチワーク教室に通い始めました。教室は自宅から歩いて数分の近くにあるので便利です。

いざ初めてみると初心者には大変です。
型紙つくりから始まり布のかたどり、パーツの縫い合わせ、キルト綿と裏布を当ててキルティングします。キルティングもラインの引き方があり計算、ラインのマーキング等々。少しずつ形が出来上がってくるとうれしいですね。

出来上がりのもの
いずれはこのような大作も・・・






先輩の皆さんは、ベッドカバーの作成をしているか方も、初心者の私には程遠いことです。

もう一つの「スムージー」は美容(?)と健康をかねて毎日飲んでいます。

一人分ができるミキサーを購入しました


看護師長 原田(東館2階病棟)

2015年6月10日水曜日

第112回 「日本最南端の島」

私は、以前、横浜の病院で診療に当たっており、地域医療診療に当たる機会がありました。

いくつかの離島の選択肢がありましたが、私は『波照間島』の離島医療を2週間選択し、この島の魅力に魅了されたので、この場をお借りしてご紹介したいと思います。

(出典:Google Map)
(出典:Google Map)
(出典:Wikipedia)



『波照間島』 


日本最南端の有人島であり、最果てのウルマ(珊瑚礁)という意味から波照間島(はてるまじま)という名前が来ているとのことです。面積は12.73平方km、人口516人(2013年3月31日時点)、周囲が14.8㎞。緯度が低く周囲に人工的な灯りが極めて少ないため、日本国内では南十字星を好条件で観察できる数少ない島です。この島に2週間もいたため、いろいろとご紹介したいところが多くありますが、今回はその中でも厳選してご紹介します。 

アクセス

一昔前には、飛行機が飛んでおり、波照間空港が稼働しておりました。しかし、現在、空港は閉鎖されており、交通手段は石垣島からの高速船のみとなっております。1時間ぐらいかかるのですが、この船、かなり揺れます。そしてよく欠航します。あまりに揺れるので、ゲロ船と呼ばれたりも・・・。でもこれも乗り切れば、やっと目的地の波照間島に到着できます。


『ニシ浜』

まず、波照間島で行っていただきたい場所です。日本一美しいビーチともいわれる有名なビーチです。沖縄では北のことを「ニシ」と呼ぶそうなので、波照間島の北に位置しています。光の加減から透き通った海の碧さを見ることができ、「ハテルマブルー」と言われています。日によって海の色の見え方が違うそうです。カップルで行くにはベストです。もちろんおひとり様で行っても大丈夫です。

出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)

出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)



『うるま家』



出典:Ishigaki.in(http://www.ishigaki.in/view-hateruma-urumaya.html)
海で遊び疲れて、日も暮れてきたのでそろそろ宿に。 
泊まる宿は絶対ココ!!かなり人気で空きがないことも しばしば。

ものすごく気さくでフレンドリーなご主人がいます。

基本的に朝、夕食付です。かなりシャイなそこのあなた!
波照間島の宿は、食事がほとんど「ゆんたく」と言われるものです。みんなで集まってワイワイ言いながら食事を食べるので、シャイな人でも大丈夫。すぐに打ち解けられます。私は、2週間波照間島におり、ほとんどこの宿での宿泊でした(あまりに人気で途中2泊程度は他の宿に泊まらないといけませんでした)。ほとんどの宿泊者が波照間島は1泊でしたので、毎日いろんな人と「ゆんたく」をし、多くの人と親しくなることができました。横浜に帰ってから、そこで知り合った方と「波照間飲み」なんてものもしたぐらいです。

私は2週間もいたため、その宿の主と化しており、そのうち新しい宿泊者さんをお出迎えや案内、「ゆんたく」の際の自己紹介などの進行をするようになっていました。。。。(笑)。ここに長くいて訪れる人をみた印象として若い女性の一人旅が多かったです。やはり日々の雑踏に疲れて皆さん癒されにくるのでしょうか。なんと「ゆんたく」中に「今日、私、誕生日なんです!!!」と宣言した彼氏持ちの20歳代女性もいました(そこにいた全員で全力で心配しました)。

また、プロポーズを「ニシ浜」でして結婚したというご夫婦もいらっしゃっており、その話で盛り上がり、 大の大人6人程度で夜の「ニシ浜」に繰り出したりもしました。
また、ご主人のご厚意で幻の酒「泡波」をふるまっていただけることも。。。。
この「泡波」は市場にはほとんど出回りません。なぜかって?この波照間島の酒造所でしか作られないからです。そして、ときどきしか売店などの店の店頭に並ばず、並んでも島の人や観光客がすぐに購入しなくなります。100mlのミニチュアボトルで320円程度で買えますが、波照間島以外で買うと5-6倍以上のプレミア価格が付きます。
出典:沖縄離島専門(http://ocean21.ti-da.net/e3779873.html)
一升瓶をお目にかかれた人は奇跡かもしれません。
ちなみに「ゆんたく」ではほとんどお酒が伴います。私も、ほとんど毎日「泡波」を飲んで飲んで飲み続けました。次の日に研修報告をする日だったので、たった一日だけ飲まない日がありましたが、ご主人と宿泊者のみんなから「大丈夫?具合でも悪いの?」と心配されました。














『南十字星』

あとこの島で忘れてはならないものとして、「南十字星」があります。
うまく時期を見計らっていかないと観測できません。私がいったときも観測できませんでした。というか星空がほとんど見えませんでした。その代り、幻想的な月明かりを見ることができました。街灯などはほとんどありませんでしたが、月明かりのおかげで電灯なしでも歩くことができるぐらいでした。デートスポットとしてもかなりお勧めです。
出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)

こんなに明るい月明かりでした
出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)

『波照間診療所』 

一応、地域医療研修に行ったので、医療的な話を.....。島の中心部にある島唯一の診療所です。ここにしか島内には医療機関がないため、内科~外科、小児~高齢者まで様々な患者さんを診ることになります。医師一人、看護師一人、事務一人でやっており、平日はほぼ毎日診療しています。沖縄県内の病院で研修を行い、その後離島医療に従事すべく派遣されているかなり優秀な若手の先生がいらっしゃいました。緊急処置・手術が必要な場合はヘリを呼び、ヘリ搬送で石垣島の病院などに搬送していました。

万が一、旅で具合が悪くなっても安心です。

方言などがあり、なかなか診療上悪戦苦闘したところもありましたが、2週間の最後の方ではなんとか溶け込んでいたのではないかと思っております。
唯一覚えている方言は「アガー!」(訳:痛い!)です。

このように素晴らしく、見どころばかりの波照間島です。まだここでは挙げきれていない旅の美談・失敗談・笑い話などありますので、ご興味あれば、串原まで声をかけてください。

ぜひ皆さん一度「波照間島」に行ってみてください。必ずや忘れられない旅になると思います。

脳神経外科 串原

※写真出典等、問題があればご一報下さい(Mail: info@teraoka-hosp.jp)