2016年1月30日土曜日

第135回 「気持ちと体」

さて、今回、僕の妹が。。。とうとう成人になってしまいました。

妹とは8つ違いですけど、いつの間にか成人とは。。。月日が過ぎるのは早いものです。知らず知らずに僕も歳とるわけだ。

ちなみに僕にはもう一人妹がいますが、歳の差はなんと15歳!!!

その子が成人した時の自分を想像しただけでゾッとします。


僕が実家を出て約3年。
元々そんなに多くはなかったですが、家族とも話す機会も減って、今では、正直妹が成人式に行ったかどうかも知りませんが。。。(笑)ただ、やっぱり兄貴として成人のお祝いぐらいはしてあげないといけないかなぁ~っとは思っています。

まぁ年頃の女の子。プレゼントするにしても何が欲しいか男の僕にはサッパリ。。。なので奥さんの力でも借りようかな。

ここ最近まで僕自身、成人式からだいぶ経ちますが気持ちではまだまだ若いと思っていました。

がっしかし、最近では透析室での針刺し業務は腰に堪えるようになってきました。冬には朝起きた時の腰の痛み。。これは尋常じゃないですねぇ。

ん~~整体行った方がいいのかなぁ?っと言うより体は正直なんでしょう。
新しい年も迎え、徐々に寒さも厳しくなってきましたが皆さんも体調管理には気を付けてください。気持ちがどんなに若くても体は悲鳴をあげてるかもしれません。

井尻(医療機器管理室)

2016年1月20日水曜日

第134回 「めざせ山ガール」

「富士登山!」

きっと今年こそ行こうと現実になったのは、富士山が噴火するかも?というニュースを時折聞くようになり「こりゃあ大変だぁー早く登らなきゃ」と今年初めから構想をねりだしました。

富士登山を7月と決め、それに合わせ旅行会社への申し込み、夏といえども冬支度がいるので、防寒具やリュック・ストック・登山靴の準備をしました。

最初は1人でも行こうと思っていたので、主人に宣言

「事故にでもあったらどうする!?」

という主人でしたが、私の意志が変わらないとなると自分が付き添いで行くと言い出しました。2人共どちらかというと運動は苦手、ウォーキングでもするかとなりましたが、実現せず、7月17日は夜勤明け、家に帰ると遅くまで登山準備をしました。

7月18日4時に起きて、いそいそと仕度、富士登山出発当日です。
折から台風が上陸し、鳥取から日本海に抜けたあたりで、自宅を出発しました。福山駅発7時の新幹線で、岡山駅から乗り込んだ人も含め40人弱の参加者でした。上は70代の男性~下は小学高学年の男の子、女性も多く装備からして何度も登山経験をされていそうな兵者ばかり、新幹線の車窓からは横殴りの雨と暗い空、暗雲立ち込め「にわか山ガール」の私にはついて行けるかどうか不安でいっぱいでした。でも、旅のうきうき感と寝不足から主人と缶ビールで祝杯を挙げ、そのうち眠ってしまいました。

静岡駅で新幹線を下車、観光バスに乗り換え、朝霧高原から本栖湖を車窓から見学し、富士スバルラインから富士山五合目へは13時前に到着しました。富士五合目で着替えや装備を整え、1回200円を支払いトイレを済ませ、山岳ガイドの案内で吉田口登山道を1列~2列で、ゆっくりと登っていきました。

台風の影響とさえぎる物のない登山道で、時折吹き飛ばされそうな横殴りの風・雨混じりと戦いながら一歩ずつ進めていきます。こまめな休憩と給水を山岳ガイドがとってくれますが、6合目まで着くと口の中も鼻の中も砂だらけでした。眼下には霧のような雲の合間からミニチュアのような家々が点在、走る車が見え、そして樹海がひろがっていました。

6合目までは主人と冗談を言いながら、眼下を眺める余裕もありました。

目指すは七合目の一番奥、鳥居がある「鳥居荘」!

息が上がり、酸素が薄くなるのがわかります。砂の流れを防ぐ段を主人に引っ張り上げてもらいながら、崖のような石段を這うように登りました。幾つもの山小屋の軒下テラスを通過、崖の石段を上がって行く、の繰り返しで最初の元気はなくなり、ようしゃなく吹き荒れる風に足元もおぼつかなくなります。「鳥居荘」に着いたときには精も根も使いはたしていました。

夕食はカレーが出ましたが、疲れた割にはすごく美味しい!カレーを食べているはずの主人は、玉のような汗を流し青い顔をしてカレーを一口も食べられません、高山病のようでした。18時~22時頃まで男女に別れ「うなぎの寝床」状態の寝室へ入り仮眠をとるのですが、上着を脱いだだけの状態で寝返りも打てないし、常にバタバタ、ヒューヒューと山小屋を打つ風に一睡もできませんでした。

山小屋の人の合図で起きだし装備をまとめ、おにぎりのお弁当を渡され整列するのですが、山岳ガイドより「今回は、風が強く体力に自信のある人のみ、自己責任で登るように」と注意があり子供は登頂禁止でした。主人は登山装備で出てきましたが、登れるような状態でないのがわかりました。酸素ボンベを購入し吸うように渡し、登頂を断念しました。人数的には1/4くらいの人が頂上を目指しましたが、途中で3人の人が山荘へ引き返してきました。中止した人は、暗く風のうなる中、登頂できないと判断したようです。残った人達は、また「うなぎの寝床」へ潜り込み仮眠をしました。

4時半頃、山小屋の人の声「ご来光がもう直ぐです」、みんなゴソゴソと出てきてテラスに集まりました。群青色の地平線の彼方から周りをオレンジ色に染めながら太陽が昇ってきました。一瞬静寂が訪れると「うわ~」と言う声、拍手や歓喜の声がわきました。遠くに見えるのは江ノ島だと教えてくれる人もいました。登山を邪魔する台風の風でしたが、いらないものを吹き洗い、見慣れている山小屋の人も「こんなにきれいなご来光は久しぶり」といわれていました。後に、頂上では傘雲がかかりご来光は一瞬だったと、風が強くお鉢めぐりは中止になったと聞きました。山荘でお弁当にもらったオニギリに熱い味噌汁が出て、復活した主人と食べた美味しさは格別でした。

富士五合目で落ち合うことで、各自が登りとは別ルートで下山、風も無く夏の天気に戻り、主人と2回の休憩で下山しました。

日本一の山「富士山!」

世界遺産「富士!」

の登山でした!あんなにしんどかったのに、きっとリベンジするぞ、次は頂上と主人と誓っての下山でした。


看護主任 有地

2016年1月9日土曜日

第133回 「お正月」

あけましておめでとうございます。

今日は1月5日、明日が締め切りであると催促されて、あわてて書き込んでます。


今年は暖かいお正月でしたね。

皆さんはどんなお正月を過ごされたのでしょうか?

私の場合、ほぼ毎年「寝正月」です。

出かけるのは夫婦それぞれの実家へ挨拶に行き、あとは近所へ初詣するくらいです。

我が家の近所に八幡さん、艮さん、三蔵稲荷、妻の実家の近くには一宮さんがあり、わずかのお賽銭で、これでもかと言わんばかりのお願いごとをしてきます。四か所回ればどこかの神様がこちらの言い分をきいてくれるのではという魂胆です。

さて皆さんのお主月はいかがだったでしょうか

ところでここでいう皆さんて、いったい誰?

誰がこれを読んでるんでしょうか?

当院の職員?その関係者?患者さんとそのご家族?

何人くらいの人が読んでるんでしょうかね?

てなことを考えている1月5日の夕方です。

泌尿器科部長 志田原