2016年8月2日火曜日

第152回 「熊本へボランティアに行ってきました」

平成28年4月に発生した熊本地震で震度7を観測し、甚大な被害を受けた熊本県益城町。

寺岡記念病院の藤原地域医療科部長を中心とした寺岡記念病院ボランティアチームで定期的に被災地支援を行なっています。


藤原医師は2週間毎の被災地訪問を継続していますが(藤原医師のバイタリティーには本当に驚かされてばかりです・・・)、私も2回ほど参加させていただきました。

益城町にある避難テント村へ出向き、藤原医師を中心とした専門スタッフによる医療福祉相談や住民との触れ合い、栄養面での支援等を行なっています。



栄養面での支援では、新市町で採れた野菜(職員が畑で作ったり、ガーデンテラスで採れたり)を持参し、野野菜サラダや生春巻きを現地で作って提供しています。


普段、配給の弁当や菓子パンしか口に出来ない皆さんから非常に好評をいただいております。




もし、新市町で災害がおきたら、その時、自分は「父として夫として何ができるのか?」「地域住民として何ができるのか?」「寺岡記念病院の職員として何ができるのか?」「専門職として何ができるのか?」いろいろなことを考える機会になっています。本当は、日頃からこのようなことを考える必要があるのでしょうが・・・。

藤原医師からは、この熊本へのボランティアのみではなく東日本大震災で被災した宮城県石巻市雄勝町への訪問等、防災・減災について非常に貴重な学びの機会をいただいております。

もし興味のある方がおられましたら、お気軽にお声掛けください。一緒に防災・減災さらに、そこから繋がる地域づくりまで一緒に考えていきましょう。

在宅支援室 主任 栗原