2016年8月20日土曜日

第154回 「ありがとう!ツン・デレが魅力」

我が家に猫がやってきて、9月で5年になります。
流行に全く縁のない私ですが、昨今の猫ブームに乗っかり、猫関連のテレビがあると、つい見入ってしまいます。今までは、犬派だと思っていましたが、猫のかわいさに、どっぷり漬かってしまいました。
生後2ヶ月くらいで来た当初は触ることもできず、健診に行く時は、キャットフードをキャリーケースに入れておき、中に入ったところで「今だ!」と蓋を閉めるという、一瞬の勝負で、何とか獣医さんのお世話になっていました。脅えた眼で見つめられると、我が家に来たのが間違いだったのかな?と思ったりして。

いつになったら触れるのかなぁ~と不安と期待が交錯しながら3ヶ月が過ぎました。

ある日、おやつジャーキーを持っていた時、ゆっくりと猫が歩み寄り、何とジャーキーを手から食べ出した。そーっと背中をさすってみると逃げることもなく、初めて撫でることができて大感激。ベルベットのような手触りに再感激。これを境に猫の態度は一変し、抱っこをねだったり、布団に潜り込んできたり、足元に擦り寄ってきたり、かわいさ満点です。

知人からもらった雑種の女の子ですが、トイレ管理に失敗なく、食べ散らかすこともなく、襖や障子を破ることもなくて、お行儀の良い猫ちゃんです。ただ、小心のため、チャイムや電話が鳴ると、ソファーの下や机の裏に隠れたりして怯えています。

外出する時は、「お留守番なの?」と言っているかのようにじっと見つめられ、帰った時は、足元にゴロンと寝そべりお腹を出して「撫でて、ブラッシングして!」とねだるような仕草をします。体中を撫でまわし、抱っこして顔をスリスリ。本当に癒されます。けれど、度が過ぎると、お決まりの猫パンチが飛んでくるので、要注意。
この、ツン・デレが魅力なんだよなぁ~。

毛づくろいする姿や、うたた寝する姿を見ていると気持ちが穏やかになり、腕枕で寄り添われると、猫もくつろいで、私もくつろいで、「家に来てくれてありがとう❤」と頭を撫で撫で。

そんな安らぎを与えてくれる猫ちゃんに感謝・感謝です。





看護主任 臂(本館3階)